鍼灸治療が有効な症状
- 2017.07.3 | 学べること
東洋医学に基づいた鍼灸治療は、五臓六腑と深い関りを持つ、経絡、経穴と呼ばれるツボを細い鍼や灸で刺激し、自然治癒力を高める治療です。
実はWHO(世界保健機構)でも、その効果が認められていることをご存知でしょうか?肩こり、腰痛の改善にいいと広く知られる鍼灸ですが、鍼灸の刺激で筋肉を弛緩させ、痛みのある部分の辛い症状を改善する他、全身の血流を改善し、自律神経やホルモンのバランスを調整して免疫力向上にも作用するのです。
世界保健機関(WHO)が認めた鍼灸適応疾患は以下のようなものがあります。
神経系疾患
神経痛 神経麻痺 痙攣 脳卒中後遺症 自律神経失調症 頭痛 めまい 不眠など
運動器疾患
リウマチ 頸腕症候群 頚椎捻挫後遺症 五十肩 腰痛 腱鞘炎
外傷の後遺症(骨折 打撲 むちうち 捻挫) 関節炎
循環器系疾患
心臓神経症 動脈硬化症 高血圧低血圧症 動悸 息切れ
呼吸器疾患
気管支炎 喘息 風邪および予防
消化器系疾患
胃腸病(胃炎 消化不良 胃下垂 胃酸過多 下痢 便秘) 胆のう炎 肝機能障害
胃十二指腸潰瘍 痔疾患
代謝内分泌系疾患
バセドウ病 糖尿病 痛風 脚気 貧血
生殖泌尿器系疾患
神経因性膀胱 膀胱炎 尿道炎 性機能障害 尿閉 腎炎 前立腺肥大 陰萎
産婦人科疾患
不妊症 月経不順 生理痛 冷え症 更年期障害 妊娠悪阻(つわり) 胎位異常(さかご)
乳腺炎 乳汁分泌不全
耳鼻科疾患
耳鳴 難聴 メニエール病 鼻炎 中耳炎 鼻出血 副鼻腔炎
眼科系疾患
眼精疲労 仮性近視 結膜炎 かすみ目 麦粒腫(ものもらい)
小児科疾患
小児神経症(夜泣き かんむし 夜驚 消化不良 偏食 食欲不振 不眠) 小児喘息 アレルギー性湿疹
耳下腺炎 夜尿症 虚弱体質の改善
皮膚科疾患
皮膚炎 蕁麻疹 ヘルペス 肝斑(しみ) 円形脱毛症